静岡市議会 2016-03-14 平成28年 都市建設委員会 本文 2016-03-14
全国の建設業就業者数は、ピーク時である平成9年から26年には180万人減少しており、また、27年に静岡県建設業協会が行ったアンケートによりますと、新規求人数186人に対して新規採用数が95人と求人数に満たない状況となっており、建設業における担い手不足が大きな問題となっております。
全国の建設業就業者数は、ピーク時である平成9年から26年には180万人減少しており、また、27年に静岡県建設業協会が行ったアンケートによりますと、新規求人数186人に対して新規採用数が95人と求人数に満たない状況となっており、建設業における担い手不足が大きな問題となっております。
東日本大震災被災地を中心に技能労働者不足が深刻化する中、建設業就業者数は年々高齢化が進み、労働力の低下が懸念されます。このまま高齢者が退職した場合、老朽化が進むインフラの維持管理、的確な災害対応といった、地域を守る上で絶対不可欠な工事でさえ、思うようなスピードで施行できないケースが予想されます。なぜなら、若年・中堅層の増加よりも退職者のほうがはるかに多く、人手不足になるからです。